建設アスベスト訴訟・京都地裁判決勝訴
更新日:2016/02/10
平成28年1月29日(金)に建設アスベスト裁判で、京都地方裁判所は国と建材メーカーの責任を認める判決を言い渡しました。国の責任を認められたのは、東京地裁・福岡地裁・先日行われた大阪地裁に続く4度目となり、建材メーカーへの責任が認められたのは初めてとなります。
また、一人親方の救済は否定こそしたものの、“立法府の責任を問うことにより解決されるべき問題である。”と判示しました。
企業責任に真摯に向き合い、賠償を命じた判決は全国のすべての同種アスベスト訴訟の法的救済の可能性を切り拓く、極めて大きな意義を有する判決です。
千葉土建松戸支部として取り組んでいる署名に協力して頂いた皆様の一筆が多くの仲間を助け、守っていく結果となりました。しかしながら、未だにアスベスト被害で苦しんでいる仲間がいることや全面救済には至っていないことも事実です。一人親方の救済も含め、全面勝利を勝ち取るまでたたかいは終わりません。引き続き署名へのご協力をよろしくお願いいたします。