泉南アスベスト訴訟、最高裁へ
更新日:2014/01/09
昨年12月25日、大阪高裁での泉南アスベスト国賠訴訟にて、被害者である原告団は勝利判決を勝ちとりました。
国がアスベストの危険性を知りながら規制をしなかったことを全面的に認め、被害者に補償を命じる判決です。
しかし、1月7日、泉南アスベスト国賠訴訟の大阪高裁判決に対し、田村憲久厚生労働大臣は上告の手続きを取りました。
原告団の切実な「命あるうちの解決」を訴えてきましたが、判決の場は最高裁に移ることとなりました。
アスベスト被害は建設業に携わる方全員に関係のある深刻な問題です。
健康や命よりも産業発展が優先されることの無いよう、建設産業に携わる方の命が軽んじられることの無いよう、これからも千葉土建は署名活動などを通して国に要求してまいりますので、今後ともご協力の程、よろしくお願いいたします。