アスベスト被害の根絶を求めて
更新日:2013/12/10
アスベストは耐久性、耐熱性、耐薬品性、絶縁性などに優れていることから「奇跡の鉱物」と呼ばれ、車のブレーキパッド・ストーブ・ベビーパウダーなどの日用品や住宅の材料など様々なところに使われてきました。
1980年代前半には、欧米諸国では危険性が指摘され、全面的に使用禁止されました。しかし、日本で本格的な規制が始まったのは20年後です。輸入されたアスベストの総量は1000万トン、その殆どが建設現場で使用されました。
アスベストの危険性を知らされなかった現場の労働者は、粉塵の舞う現場でマスクもせずに働き、大量のアスベストを吸い込んでしまったため、肺がんや中皮腫、アスベスト肺といった難病に苦しんでいます。被害者は全国で数千人、関東地域だけでも毎年100人以上の新たな被害者が増加しています。
専門家によると、アスベスト患者は今後10万人~50万人にのぼるとも言われています。
千葉土建では、被害者の救済と新たな被害を根絶するために、全国の仲間と共同して国賠訴訟や署名活動などに取り組んでいます。
ぜひ、皆様にもこの活動にご理解いただき、署名にご協力いただきますようお願いします。
署名は→こちらよりダウンロードできます。