新型コロナウィルスを乗り切る!~助成金制度編~
更新日:2020/03/27
◇例年、この時期は入学式や新社会人の新たな門出を迎えるところですが、日本のみならず世界中で新型コロナウイルスの感染拡大が続いています。組合でも様々な活動や行事が中止や延期となり、とても厳しい状況にあります。しかし何としても乗り切らなければなりません。
◇組合員のみなさんもとても大変かと思います。万が一、この新型コロナウィルスの影響で仕事やくらしにお困りの方、また請負代金負担や無理な工期などにお困りの方がいらっしゃれば是非ご確認ください。
『国が実施する制度』を活用できるかもしれません!!!
簡単ですが一部ご紹介していきます。
≪厚生労働省≫
厚生労働省では、新型コロナウィルス感染症の影響を受けるすべての労働者が安心して働くことができるように幅広い支援を行なっています。その中の一つに「労働者の休職に対応した助成金」があります。これは、労働者ひとりあたり8,330円限度で事業主へ助成されるものです。要件は、次の①または②の子どもの世話が必要となった労働者に有給休暇を取得させることです。(①新型コロナウィルス感染症に関する対応として臨時休業等した小学校等に通う子供、②新型コロナウィルスに感染した又は風邪症状など新型コロナウィルスに感染したおそれのある、小学校等に通う子供)。
※詳しくは、厚生労働省のホームページをご参照ください。
https://www.mhlw.go.jp/index.html
≪社会福祉協議会≫
新型コロナウイルスの影響により、収入減少があった世帯に対応するため、生活福祉資金貸付制度(特例貸付)を行なっています。貸付の対象世帯を低所得世帯以外に拡大し、コロナウイルスの影響により休業や失業等によって生活資金の必要な方々に対して、緊急小口資金等の貸付を実施しています。
[休業された方]
一時的な生計維持のため、10万円以内(学校等の休業等の特例は20万円以内)を利子および保証人なしにて貸付。
[失業された方]
生活再建の必要費用として最大20万円以内を利子および保証人なしにて貸付。
※詳しくは、社会福祉協議会のホームページをご参照ください。
https://www.shakyo.or.jp/
≪国土交通省≫
3月上旬に国が通達を出しました。新型コロナウィルス影響による適正な下請契約や請負金額、また納期の遅れ等に対し建設現場での配慮を求めているものです。他にも様々な通達が出ています。
※詳しくは国土交通省のホームページをご参照ください。
http://www.mlit.go.jp/
★千葉土建では通達の遵守を求めて自治体へ要請します
★現場で困ったことがあれば相談してください